乳酸菌の汚染による変敗クレームは、国内外問わず多いです。
健康危害を起こすことはほとんどありませんが、回収などにおける経済的損失は大きいです。
製品回収に伴い発生する費用以外に、社告費用など多額の費用が発生するケースもあり経済的損失は大きいですが、消費者からの信頼失墜はそれ以上の大きなダメージとなります。
■自主回収後は、乳酸菌により汚染された製造現場をリセットする必要があります。
また除菌費用だけでなく、除菌作業のために製造現場を一時稼働中止することになり、掛かる費用は大きくなります。
総所要日数 6日
総費用 約3,100,000円
製造環境を衛生的に保つ上で、毎日の洗浄・除菌殺菌は乳酸菌の対策として大変有効です。
この一連の流れでの乳酸菌対策をお勧めします。
当社では、乳酸菌の除去手段（洗浄・除菌殺菌）についてもご提案できます！
お気軽にご相談ください。
スワブPlus® 乳酸菌で残留乳酸菌を検査。
※使用方法などはカタログダウンロードページでご確認いただけます。
除菌洗浄剤等で洗浄や除菌を実施。
普段実施している方法で洗浄や除菌を実施します。
手段1 過酢酸製剤による除菌
※食品添加物グレード
手段2 オゾンによる除菌
※オゾン水は一定に濃度が保っていることが条件。
※オゾン発生装置は空間の除菌に有効。
スワブPlus® 乳酸菌で乳酸菌の残りがないか確認。
もしまだ乳酸菌が残留していた場合は『Step2』に戻り洗浄・除菌を再実施する。
「スワブPlus® 乳酸菌」は、 培地調製の必要がない簡易ふき取り検査キットです。 綿棒を少量の液体培地（LA培地）につけて培養するだけで、どなたでも従来の検査法より簡単・迅速に乳酸菌の存在を確認できます！
| 品番 | 品名 | 入数 | 数量 |
|---|---|---|---|
| 052096 | スワブPlus® 乳酸菌（乳酸菌検出用簡易ふき取り検査キット） | 1×50 | 50本 |
「スワブPlus® 乳酸菌」は、培地調製の必要がない簡易ふき取り検査キットです。
綿棒を少量の液体培地（LA培地）につけて培養するだけで、どなたでも従来の検査法より簡単・迅速に乳酸菌の存在を確認できます。
緑変・酸敗・異味異臭・ネト（粘質化）・膨張など、様々な食品での発生事例の原因は主に乳酸菌です。スワブPlus® 乳酸菌を使えば、検査対象に乳酸菌が残留していないかを簡単に確認することができます。
【使用方法】
培地調製の必要もなく、袋から綿棒を取り出し対象箇所をふき取り、袋に戻します。その後、綿棒の先端をLA培地につけたら、あとは培養して検査結果をご確認いただけます。
※スワブPlus® 乳酸菌に使用している「LA培地」は、他の乳酸菌培地と比較して、高検出率の培地です。
【ユニークな培地】
「スワブPlus® 乳酸菌」に使用しているLA培地は、食品や環境中の乳酸菌を良好に発育させる培地としてプリマハム㈱基礎研究所にて開発されました。乳酸菌の高検出率や確認のしやすさに優れています。
「スワブPlus®乳酸菌」の培地は、LA培地にあらかじめ Tween80を配合。調製の手間をなくしました。
乳酸菌検出用のBCP加プレートカウント寒天培地やMRS寒天培地で検出された乳酸菌は、「スワブPlus® 乳酸菌」でも検出できることを確認しています。
どのようなシーンで利用されていますか？
レストラン、居酒屋、お弁当屋、各種食品工場など、食品を取り扱う施設、調理をする施設でご利用いただけます。
検査対象は？
まな板、包丁、調理用バット、ホテルパン、容器類、調理器具類、調理台、調理ライン、製造ラインなどでご利用いただけます。
使用期限について
スワブPlus®の使用期限は「製造後6ヶ月間」となります。
【使用に際しての注意点】
＜検出培地の性能に関する注意＞
本キットに含まれる乳酸菌検出用培地は、乳酸菌だけが増殖する選択的な培地ではありません。乳酸、酢酸等の酸性物質を産生する微生物が存在し増殖した場合、黄色く変色することがあります。
＜検査箇所に関する注意＞
・検査箇所にアルコール製剤や次亜塩素酸ナトリウム等の薬剤が高濃度に残存している場合は正しい結果が得られない場合があります。
・ふき取り箇所に殺菌製剤等に含まれる酸性製剤が残存していた場合、綿棒でふき取って培地に差し込むと、瞬時に黄色くなる場合があります。酸性製剤等を水道水ですすぐなどしてから検査してください。これは、培地中のpHが低くなるため黄変が生じるものです。
★製品詳細や使用方法が記載されているカタログをダウンロードする場合は、以下URLから会員登録のうえダウンロードをお願いいたします。
