
今回の動画はBACcTチャンネル日本細菌検査の髙橋がユーアールエー株式会社の経営企画本部マーケティング担当である門田さんにインタビュー形式で、waSTEP AWAJISHIMAの魅力に迫ります。
淡路島の食の魅力を発信する複合施設「waSTEP AWAJISHIMA」。その中でもひときわ注目を集めているのが、ユーアールエー株式会社が展開する「淡路島たまねぎ専門店」と「釜玉カルボTrepici」です。
今回は、現地を訪問し、マーケティング部の門田さんにお話を伺いました。店舗づくりに込めた想いや、淡路島の食材へのこだわり、そして地域とのつながりを大切にする姿勢など、現場の声を通してその魅力を深掘りしていきます。
動画は主に2つの内容で構成されています。
① 淡路島たまねぎ専門店
② 釜玉カルボTrepici
では順番に見ていきましょう。
①淡路島たまねぎ専門店

店内に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのが淡路島ブランドのたまねぎたち。収穫したばかりの新鮮なたまねぎがずらりと並び、その存在感に思わず足を止めてしまいます。並んでいるのは、ユーアールエー株式会社のバイヤーが「本当に美味しい」と感じた農家さんのたまねぎのみ。極早生(ごくわせ)や早生(わせ)といった“新たまねぎ”から、中生(なかて)・晩生(おくて)といった品種まで、季節に応じた多彩なラインアップが魅力です。飲食事業部には、こうした選定を担う専門のポジションも設けられており、品質へのこだわりが随所に感じられます。
淡路島のたまねぎは、甘みが強いのが特長。その理由のひとつは、島を吹き抜ける潮風。海から運ばれた塩分が畑に届き、ミネラル豊富な土壌が育まれることで、自然と甘みのあるたまねぎになるのだそうです。

中にはバーベキューにぴったりの大玉たまねぎや、迫力ある「にじたま超ジャンボ」と呼ばれる希少サイズも並び、見ているだけでも楽しさがあります。
また、店内にはたまねぎを使った加工品も豊富に取り揃えられています。酢漬けやパスタソースは、たまねぎ、トマトのB品を活用した商品開発により誕生しました。この様にSDGsへの取り組みも随所に感じられます。ドレッシングもノンオイル・オイルインの両タイプが揃い、訪れるたびに新たな発見がある売場づくりが印象的でした。
②釜玉カルボTrepici

waSTEP AWAJISHIMA内に店舗を構える「釜玉カルボTrepici」は、直径3ミリの極太麺「PICI(ピチ)」を使用したカルボナーラ専門店です。ハイウェイオアシスにある1号店に続き、こちらが2号店となります。
店内は広々とした空間設計で、仕事の合間に一人で立ち寄るお客様にも配慮されたつくりが印象的です。実際に、男性のお一人様の来店も多いとのこと。専門店でありながら、気軽に立ち寄れる雰囲気が魅力です。
衛生管理については、店長の山田さんからお話を伺いました。基本の手洗いの徹底はもちろんのこと、冷たい状態で仕入れた食材にはしっかりと加熱処理を行い、HACCPの観点から「温度」と「時間」の管理を徹底しているとのことでした。これらの確認は品質管理担当者が責任を持って行っており、食材の保管方法や賞味期限の管理も厳格に実施されています。
さらに、店舗で使用する食材については、菌の安全性も含めて自社で検査を実施しており、安心・安全な提供体制が整えられています。「美味しいものを安心して届けるためには、日々の衛生管理が欠かせない」と語る姿勢から、現場の真摯な取り組みが伝わってきます。
最後に、マーケティング部の門田さんからは「淡路島産の卵とオリジナルのPICI麺を使ったカルボナーラを、ぜひ一度味わっていただきたい」とのメッセージも。waSTEP AWAJISHIMAを訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
ユーアールエー株式会社が展開する2店舗の様子はいかがだったでしょうか?店舗ではHACCPに準拠した温度・時間管理をはじめ、品質管理担当者による確認や自社検査体制のもとで、安全な食品提供が徹底されています。衛生管理の基本を守りながら、日々「安心でおいしい」を実現している現場の取り組みは、衛生管理者の皆さまにも参考となる事例といえるでしょう。
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