
今回の動画はBACcTチャンネル日本細菌検査の野﨑と営業部長の高橋が和牛マスターの競り室を見学しました。
エスフーズをずっと担当していた高橋が競り室内から、どのような工程を経て競りが行われているのか現場の様子を伝えてくれます。
動画は主に1つの内容で構成されています。
① 和牛マスターの競り室を見学してみた
ではさっそく見ていきましょう。
①和牛マスターの競り室を見学してみた

兵庫県の姫路市に構える和牛マスター株式会社の競り室を見学します。実際に競り室の中はどうなっているのか?どのように肉を見極めるのか?など順に解説していきます。
競り室とは?

枝肉に値段をつけて業者の人たちが買い取る場所になります。
枝肉がどのような工程でできるのかというと、和牛マスターの食肉センターが牛を農家から買い取ります。その買い取った牛を1階で処理をして枝肉の状態に加工をします。その枝肉は、加工場でチェーンソーなどによってブロック肉に加工されます。加工現場の詳細は、【おいしいお肉ができるまで】食肉の巨大加工場を見学してみた【工場見学】の記事をご覧ください。
実際に競りが始まると冷蔵で管理してある枝肉はガラスウィンドウの中を右から左に流れていきます。つった状態のままで流れていくのです。
焼肉屋などである一頭買いなども、このような現場で行われています。
競り室に関しては、誰でも入れるわけではありません。競りをする権利(家畜商の免許)を持っている人たちが週に2回くらい来られて実際に自分たちの目で肉を見て競りをしていく形になっています。競りをする人たちは流れてくる牛を見て良いか悪いかを判断しているのです。
たとえば、枝肉の断面の部分を見て霜降りなどの肉質を見て値段をつけていくのです。
営業部長の髙橋より

「食」というのは、すごく大事なところです。食に関して、安心安全が問われる時代になりました。弊社は「微生物由来の食中毒事故をなくすこと」を掲げながら、食肉に限らず食品企業さんのお手伝いをこれからも継続してやっていきたと考えています。
食品衛生一筋で26年間やってきた高橋は、食品衛生のプロフェッショナルです。何かお困りのことがございましたら、遠慮なくご相談ください。
和牛マスターの競りの予定などは、和の達人より見ることができます。
今回の動画はこちらです。
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