【淡路島の玄関口】淡路たまねぎスープの試飲もできる!淡路ハイウェイオアシスを取材しました【ユーアールエー】 

今回の動画はBACcTチャンネル日本細菌検査の髙橋がユーアールエー株式会社のハイウェイオアシス部部長である石川さんにインタビュー形式で、淡路ハイウェイオアシスの衛生意識や運営の工夫に迫ります。 

淡路島の玄関口に位置する「淡路ハイウェイオアシス」は、観光客にとっての立ち寄りスポットであると同時に、衛生管理の現場に携わる方々にとっても学びの多い施設です。今回は、日本細菌検査の髙橋が実際に現地を訪れ、物産館・トレピチ・すし富の3店舗を巡りながら、地元食材の魅力とともに、現場での衛生意識や運営の工夫に迫りました。 

動画は主に3つの内容で構成されています。 

①淡路島物産館 
②Trepici(トレピチ)
③すし富

では順番に見ていきましょう。 

淡路島物産館

淡路ハイウェイオアシスの物産館は、淡路島の魅力的な特産品を楽しめるだけでなく、衛生意識の高さやデータ活用の工夫が光る、衛生管理者にとっても学びの多い施設です。施設内では、試飲コーナーにおける手指消毒の徹底や、来館者の動向を把握するためのデータ収集など、衛生と運営の両面で高い意識が感じられます。こうした取り組みは、日々の衛生管理に携わる方々にとっても参考になるポイントです。 

物産館では、藤本店長の案内のもと、人気No.1商品の「淡路島たまねぎスープ」の試飲体験を行いました。ユニークな蛇口型のサーバーから自分で注ぐスタイルで、試飲前にはアルコール消毒を徹底。さらに、使用済みカップの回収ボックスには来館者の出身地を把握する仕組みが施されており、インバウンド需要の分析にも活用されています。売り場には、淡路島産たまねぎを使ったドレッシングやスープが豊富に並び、プライベートブランド商品も展開。 

たまねぎパイや焼酎「ひだまり」、7種のクラフトビールなど、地元の魅力を活かした商品がずらりと揃っています。これらの品揃えは、バイヤーの目利きと現場の工夫の賜物です。 

淡路ハイウェイオアシス物産館は、観光客にとっての楽しい買い物スポットであると同時に、衛生管理や顧客データ活用の好事例としても注目すべき施設です。 

Trepici(トレピチ)

淡路ハイウェイオアシス内にある「トレピチ」は、淡路島産の食材を活かした料理と、徹底した衛生管理の両立を実現している注目の飲食店です。美味しさだけでなく、店内の清潔感やスタッフ教育、QSC(品質・サービス・清潔)に基づいた定期的なフィードバック体制など、衛生管理の観点からも優れた取り組みが行われています。 

店長の土井さんによると、トレピチではお客様から見える範囲の清掃・整理整頓が徹底されており、5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)を意識した店舗運営がなされています。ユーアールエーのQSC部署が定期的に店舗をチェックし、良い点・改善点をフィードバックする仕組みがあるため、常に高い衛生レベルが保たれています。また、従業員やアルバイトに対しても、手が空いた時間を活用して衛生教育を実施。こうした日々の積み重ねが、店舗全体の衛生意識の高さにつながっています。 

料理面では、「粗挽き淡路牛とネギのトマトラグー」が人気No.1メニュー。淡路島産の小麦を使った生パスタと、地元の淡路牛を使用したこだわりの一皿です。メニューの豊富さからも、食材管理やアレルギー対応の大変さがうかがえますが、申し出があれば個別対応も可能とのこと。まさに“安心して美味しく食べられる店”です。 

「トレピチ」は、淡路島の食材を活かした料理を提供するだけでなく、衛生管理の意識や運営の工夫としても学びの多い店舗です。 

すし富

淡路ハイウェイオアシス2階にある「すし富」は、地元の旬の魚介を活かした本格寿司と、清潔感ある店内環境で、衛生管理の視点からも注目すべき店舗です。 

長尾店長の案内のもと、店内はテーブル席と座敷を備え、団体客にも対応可能な広さを持ちつつ、清潔で落ち着いた空間が保たれています。季節ごとのメニュー展開や、地産地消へのこだわりも、食の安全と魅力を両立させています。

おすすめは「おまかせにぎり鮨 特上」。淡路牛の炙り寿司をはじめ、地元で水揚げされた旬の魚を使った握りが並びます。月替わりメニューでは、その時期ならではの魚を使った限定メニューが登場し、平日昼限定で提供されるなど、鮮度と季節感を大切にした構成です。また、寿司だけでなく、お造り・焼き物・蒸し物など多彩な料理が揃う鮨屋。カウンター席からテーブル席、座敷も兼ね備え、団体予約にも対応しており、最大20名までの受け入れが可能です。

季節に応じて商品を替えることは、衛生管理者にとっても管理が大変になってきます。「すし富」は、淡路島の旬を味わえる寿司店であると同時に、清潔な店内環境と柔軟な対応力を備えた、お店です。淡路島を訪れる際には、ぜひ立ち寄っていただきたい一軒です。 

物産館の試飲コーナーにおける衛生対策、トレピチでの5Sの徹底、すし富の季節に応じた柔軟な衛生管理対応など、どの店舗にも共通していたのは「お客様に安心して楽しんでいただくための努力」でした。衛生管理を行う方に3店舗の衛生に向き合う意識や視点は届きましたでしょうか? 

今回の動画はこちらです。

次回の記事はこちらです。

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