
今回の動画はBACcTチャンネル日本細菌検査の福井と田中が太陽製麺所株式会社の品質管理担当の柳井さんにインタビュー形式で、製麺所の品質管理について迫ります。
生麺という鮮度が命の商品を扱う同社にとって、スピードと正確性を両立できる検査方法は欠かせません。さらに、原材料管理から配送まで一貫した品質保証体制を構築し、日々の衛生管理と検査を徹底されています。本記事では、太陽製麺所が取り組む「ペトリフィルム採用の背景」「5つの品質保証体制」「日本細菌検査によるサポート」について順にご紹介します。
動画は主に3つの内容で構成されています。
①ペトリフィルムを採用した経緯
②5つの品質保証体制について
③日本細菌検査のサポート
では順番に見ていきましょう。
①ペトリフィルムを採用した経緯


太陽製麺所では、食の安心・安全をより確かなものにするため、検査頻度の向上が課題となっていました。そこで弊社の田中へ相談をいただき、「誰でも扱いやすく、正確な結果が得られる検査方法」を条件に検討を進めた結果、ペトリフィルムの導入に至りました。(ペトリフィルムは以前、紹介した山田製玉部などの企業でもお使いになっています。)

実際に使用してみると、習熟までに必要な回数は多くても2〜3回、少ない方なら1〜2回で操作を習得できたとのことです。使用期限が長い点も評価いただき、導入メリットを実感していただけました。
また、弊社の滅菌済み希釈液も併用されており、計量済みでそのまま使える点が現場の効率化につながっています。
太陽製麺所では、生産から出荷までのリードタイムが非常に短い生麺を扱っているため、1日で結果が得られる迅速シリーズ(RAC・REC)が特に重宝されています。スピードと正確性を両立できる点が、ペトリフィルム採用の決め手となりました

さらに同社では、原材料入庫管理、製造時品温管理、冷蔵時品温管理、組織別自主管理、自主検査管理という5つの品質保証体制を構築し、製品の安全性を支えています。
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②5つの品質保証体制について

太陽製麺所が実践する品質保証体制は、原材料から出荷まで一貫した管理が特徴です。
①原材料入庫管理
主原料である小麦を中心に、ロット番号を帳票で管理し、入庫段階からトレーサビリティを確保しています。
②製造時品温管理
ミキシングから製品完成、冷蔵庫搬入までの温度を管理しています。麺の品温は赤外線放射温度計で測定し、製造工程の安定化を図っています。
③冷蔵時品温管理
生麺・ゆで麺・皮類などを冷蔵庫ごとに品温確認し、室温は設置型温度ロガーで記録。計測は1日3回実施し、温度逸脱を防いでいます。
④配送時の温度管理
全ての配送車両は保冷仕様で、担当者が車内温度を管理しながら納品します。工場からお客様の手元に届くまで、温度管理を途切れさせない体制です。配送エリアは大阪府を中心に、兵庫・京都・奈良へ広がっています。
⑤組織別自主管理・自主検査管理
健康・衛生・清掃・消毒、工場室温、冷水温度などを自主管理記録簿で一元管理。部署ごとに情報を集約し、組織的に衛生レベルを維持しています。
さらに、製品の菌数検査・保存検査、環境検査を毎日実施し、品質の安定性を担保しています。
太陽製麺所では、雑菌や害虫から商品を守るため個包装を採用しています。また、美味しさを損なう品質保持剤は使用していません。「入れない方が麺が断然美味しい」と柳井さんが語るように、味へのこだわりが品質管理体制を支えています。
③日本細菌検査のサポート

BACcTのデモンストレーション時には王社長にも立ち会っていただき、強い関心を示していただいたことで、スムーズに導入が進みました。
弊社はこれからも、太陽製麺所が美味しい商品をお客様へ届け続けられるよう、最適な検査体制のご提案とサポートを行ってまいります。
「田中の対応はいつも丁寧で迅速なので助かっています」とのお言葉もいただき、現場の皆さまの信頼に応えられるよう、引き続き支援を続けていきます。
太陽製麺所が取り組む品質保証体制は、原材料から出荷、そしてお客様の手元に届くまで、一切妥協のない管理によって支えられていることが伝わったではないでしょうか。ペトリフィルムの導入により、検査の迅速化と精度向上を実現し、毎日の自主検査や環境検査と組み合わせることで、より確かな安全性を確保されています。
日本細菌検査は、これからも太陽製麺所の「美味しさと安全」を支えるパートナーとして、最適な検査体制のご提案とサポートを続けてまいります。何か気になることがございましたら、遠慮なくご相談ください。
今回の動画はこちらです。
