令和5年度大阪府食の安全安心顕彰制度大阪府知事賞を受賞しました。 

令和5年度大阪府食の安全安心顕彰制度大阪府知事賞を受賞しました。

今回の動画はBACcTチャンネル日本細菌検査の野﨑が弊社の森基行代表取締役社長にインタビュー形式で大阪府知事賞を受賞したことに迫ります。

日本細菌検査のどういった活動が評価されたのか。あるいは活動の根本にある考え方について話を進めていきます。

動画は主に5つの内容で構成されています 。

  • 大阪府食の安全安心顕彰制度とは 
  • 日本細菌検査の表彰理由について 
  • ぷーの手洗い教室を始めた理由
  • 手洗い教室の今後の展開について
  • BACcTチャンネルにかける想い

では順番に見ていきましょう。

大阪府食の安全安心顕彰制度とは

大阪府食の安全安心顕彰制度とは

大阪府食の安全安心顕彰制度とは、安全安心推進条例に基づき、食の安全安心の確保に関し特に優れた取組をした者を広く顕彰し、食の安全安心への取組を活性化することを目的としています。 

大阪府には事業者あり方検討部会というのがあり、委員の方は毎年いろんな事業者が行っている活動内容を審査して候補者の選定を行います。候補者の選定に関しても要領というものがしっかりと決められています。 

この規定に基づいて採点をして、その採点の上位の方々が候補者として推薦される仕組みになっています。事業部門については概ね7社程度が選考されます。また該当者なしという年もあり得る企画なのです。 

その中で大阪府知事賞を弊社は受け取ることができました。“知事”と名前が付いていますので賞の重みと大阪府の期待の大きさが伺えます。また大阪府は2025年に大阪万博を控えていますので、食の安全安心というのは非常に重要な施策の一つです。 

よって大阪府知事賞は非常に価値のある賞であるといえるのです。 

日本細菌検査の表彰理由について

日本細菌検査の表彰理由について

約8年間、ぷーの手洗い教室をやっていています。こちらを対象に知事賞をいただきました。手洗い教室は、幼稚園、保育園、小学校で手洗いの正しいやり方を子どもたちに教える企画です。手洗いは、食品衛生の最も基本中の基本であると考えています。平成27年から始まり現在70箇所くらいさせていただいています。大阪府が中心ですが京都も入っております。

手洗い教室の構成について

手洗い教室の構成について

第1部は、弊社のオリジナルキャラクターぷーを中心にして手洗い博士、手洗いのお姉さんで寸劇のようなものをします。寸劇の脚本は従業員の方が作っています。ねらいは、子どもたちに楽しく手洗いの仕方を学んでもらうことです。 

第2部は、手がどの程度よごれているのかを”ふしぎなみず”というのを使って実験をして子どもたちに実体験をしてもらいます。体験を通して手の汚れを知ってもらい、日常生活に活かしてもらうことがねらいです。 

時間は、第1部が15分くらいで、第2部が20~30分程度になっています。 

結果的に手洗い教室は、子どもたちが飽きずに正しい手洗いを学んでいただける内容になっています。 

幼稚園や保育園、学校関係者の方のお申し込みはこちらから‼ 

ぷーの手洗い教室を始めた理由

ぷーの手洗い教室を始めた理由

消費者に何か衛生に対する意識を持っていただきたいと想ったことがきっかけです。 

その中で衛生の基本である手洗いをしっかりと伝えていきたいと考えました。対象を小さなお子さまにすることで、小さいうちから正しい手洗いの仕方を学んでいただければ、それが習慣化して大人になってもやっていただけるのではないかと思ったのです。 

たとえば、食事を食べる人たちの衛生管理レベルが低くければ食中毒事故が起きてしまう可能性があります。 

よって小さなお子さまを対象に正しい手洗い教室を始めたのです。 

手洗い教室の今後の展開について

手洗い教室の今後の展開について

全国に広げていければいいなと考えています。 

というのも食中毒事故をなくすためには消費者の人たちの手洗い意識も大切だからです。 

例えば、小さいころからご家庭で手洗いは教育されています。しかしそれだけでなく、弊社が初等教育の現場に参加することで経営目標に近づいていくのです。 

理由は、経営理念が微生物由来の食中毒事故をなくすところにあるからです。手を洗うだけで食中毒事故を防げる可能性があります。 

現在は、大阪府と京都を中心に2箇所の地域を行っていますが、もう少しコンテンツを充実させることで全国に広げていきたいと考えています。

BACcTチャンネルにかける想い

BACcTチャンネルにかける想い

より多くの食品に携わっていただける方々にご登場いただいて、日本の食品は安全で安心できるものだということをどんどん発信していきたいと考えています。そのためには衛生管理の仕方などを視聴者に伝えていく必要があります。 

逆に視聴者は、食品業者の方々が血のにじむような努力をして、初めて消費者の安全と安心があるということを一端でもいいのでBACcTチャンネルを通して理解していただきたいです。 

消費者からしたら当たり前の食ですが、食品業者の方々の日々の衛生管理のもと成り立っていることを忘れてはいけません。そういったことを含めてBACcTチャンネルで報道します。食品衛生の理解を高めていただき、またこれを見た学生が『食品管理って面白そうだな。品質管理ってすごい仕事だな。』と考えていただけたら幸いです。 

結果的に、BACcTチャンネルを通して全国に食品衛生への取り組みをお届けします。 

いかがだったでしょうか?大阪府知事賞を取ったのはBACcTではなく、手洗い教室だったのです。そこで今回は手洗い教室の構成や誕生の秘話ならびにBACcTチャンネルへの想いなど伝えさせていただきました。 

まずは手を洗うことを意識して毎日過ごしていけたらいいですね。 

今回の動画はこちらです。

次回の記事はこちらです。
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